作品を制作したアーティストに会って、直接話を聞くことも出来て、そのメッセージをより深く理解することができる。そうです、作品を通じたアーティストからの発信を受け取るだけでなく、アーティストとの双方向のコミュニケーションもできる。
そんな楽しさが現代アートにはある、とART PREVIEW TOKYOは考えます。
もちろん、見ているだけでも、例えば作品の美しさを味わうことはできます。
でも、“コンセプト”を知り、そして「なぜ?」と疑問を持ち、自分でも考える。
そうすると、もっともっと楽しみ方が膨らんでくる。
どのようなコンセプトが背後にあるのか、何が作家を駆り立てているのか。
そんなことを考えていると、作品の構成や材料、インスタレーションのことなど、他にも知りたくなるかもしれません。
現代アートはコンセプチュアルであるがゆえに、作品を通して、好奇心が刺激されたり、問題意識を共有したり、批判的な視点から新たな気づきが得られたり、鑑賞者の思考や感覚が開かれていくように思います。
良質な現代アートの情報を分かりやすく、そしてアートの知識がなくても、手軽に、そして身近にアートを楽しめるように、スマホで読めるコンパクトな情報量でお届けします。
現代アートの魅力をもっと身近に、そして生活の一部としても楽しむことを通じて、豊かな時間を感じられるひと時をもっと多くの人々に。
そして アートを通じて、社会に”positive reinforcement”の輪が広がることを願って。
2024 June 創刊にあたり
ART PREVIEW TOKYO
Produced and Curated by Masami KIYOHARA
ART PREVIEW TOKYO 代表 清原雅美
三田芸術学会会員(member of Mita Society for Science of Arts)
慶應義塾大学大学院(美学修士)